築20年のカラーベスト屋根をガルバリウム鋼板でカバー工法|イロハトワン株式会社の施工事例
施工概要
施工場所:
埼玉県上尾市
建物種別:
戸建て住宅
築年数:
約20年
施工時期:
2026年1月
工期:
約10日間
施工金額:
150万円(税込)
「このままでは雨漏りに...」20年前の屋根材が抱えた致命的な問題
埼玉県上尾市にお住まいのお客様が、自宅の屋根の異変に気づいたのは、今から3〜4年前のこと。カラーベストの表面が少しずつ剥がれ始めていることに、ふと気づいた。
きっかけは、隣家の屋根修理だった。
実はお客様のご自宅を含む3軒は、同じハウスメーカー(東映住宅)で同時期に建てられており、すべて同じ屋根材を使用していた。隣家が先に修理を行ったことで、お客様も自宅の屋根の状態を意識するようになったという。
「屋根を見れば、表面が剥がれているのがわかりました。すぐに雨漏りはしないかもしれませんが、このままでは屋根本来の目的が果たせなくなる。いずれは雨漏りにつながる可能性がある」
イロハトワン株式会社 森社長
20年前の材料が抱えた「運の悪さ」
お客様のご自宅に入っていたチラシを見て、イロハトワン株式会社に問い合わせをしたのは、築20年を迎えたタイミングだった。10年前には屋根と外壁の塗装を行っていたが、劣化はさらに進行していた。
森社長が現地調査に訪れ、カメラとドローンで屋根の状態を確認したのは、約20分ほど。しかし、その短時間で森社長は状況を正確に把握した。
森社長「この材質を見た瞬間に、カバー工法しかないと判断しました」
お客様のご自宅の屋根材は、カラーベスト(コロニアル)と呼ばれるもの。一般的には耐久性のある材料だが、20年前に使用されたこの材料には、ある問題があった。
森社長「20年前、あるいは25年前に使われた材料の中には、表面が剥がれやすいものがありました。これはメーカーの材質の問題です。運が悪かったとしか言いようがない」
劣化の程度を10段階で評価すれば、7〜8。かなり深刻な状態だった。有名なものでは「ファミール」という材料も同様の症状を引き起こすことが知られている。
なぜカバー工法を選んだのか
屋根の改修修理には、いくつかの選択肢がある。既存の屋根材を完全に撤去して新しい屋根を葺く「葺き替え工法」、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねる「カバー工法」、そして屋根を塗装する「塗装修理」だ。
今回、森社長が提案したのは「カバー工法」。その理由を森社長はこう説明する。
森社長「カラーベストという材質には、カバー工法が最も適しています。99%以上の確率で、この工法をお勧めします」
なぜ他の工法ではダメなのか。
森社長「屋根を一旦すべて撤去して新しく葺き直す方法を希望されるお客様もいます。しかし、これはコストがかかる上に、メリットがほとんどありません」
撤去には廃材処理の費用が追加でかかり、工期も延びる。一方、カバー工法なら既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねるだけなので、工期も短く、遮熱効果も高まる。
3種類の材料から選ばれた「スーパーガルテクト」
工法が決まったら、次は材料選び。森社長はお客様に、3種類の材料を提案した。
- IG工業「スーパーガルテクト」
- マックス建材の製品
- シルキーG2
それぞれの材料には特徴があり、価格帯も異なる。森社長は資料を用意して、各材料の特徴、耐久性、価格を詳しく説明した。
「不安材料を消すために、すべての情報を資料としてお渡ししています。お客様が納得して選べるように」
お客様が最終的に選んだのは、IG工業の「スーパーガルテクト」。ガルバリウム鋼板という材質だ。
選定理由は3つある。
- 業界で最も売れている材料であること。
- 令和2年に科学大臣賞を受賞している実績があること。
- 3つの中で価格が真ん中であり、コストパフォーマンスに優れていること。
「お客様に選んでいただくというのは、昔から当たり前のことです。押し売りはしません」
「高いものがいいわけじゃない」森社長の提案哲学
修理の提案段階で、森社長が最もこだわっているポイントがある。それは、「高い材料だからいいというわけではない」という考え方だ。
森社長「例えば、80歳のおじいさんに、30年もつ高い材料をお勧めしますか?しませんよね」
お客様は森社長よりも少し年下。お子さんは3人おり、上から大学生、中学生、小学生。これから教育費もかかる時期だ。
森社長「お客様の年齢、お子さんの状況、これからの生活設計。そのすべてを考慮した上で、最適な提案をする。それが私の仕事です」
屋根材や塗装の選択は、単に建物のメンテナンスという問題ではない。そこに住む家族の人生設計の一部なのだ。
森社長「今のお客様には、この材料が最適です。でも、もし80歳の方が同じ相談に来られたら、違う提案をします。それぞれのライフステージに合った提案をするのが、本来の仕事だと思っています」
この考え方こそ、森社長が地域で信頼される理由だろう。
職人の「考え方」が仕上がりを左右する
修理が始まってから、森社長が最も重視するのは、「誰が施工するか」という点だ。
森社長「修理そのものは、エンドユーザーには分かりません。素人ですから当然です。そして、職人を選ぶこともできません」
だからこそ、森社長は職人選びに妥協しない。
森社長「技術だけがあっても、ダメなんです。職人の考え方が重要になります」
分かりやすい指標は、「現場がきれいかどうか」だという。
森社長「現場が汚いということは、技術も下手だということです。やっつけで仕事をしているのか、魂を込めて仕事をしているのか。その違いが、仕上がりに出ます」
森社長は、信頼できる職人を厳選し、その職人の経験や実績をお客様に説明する。
森社長「誰がやるか、どんな経験を持った職人が来るのか。それを明確にすることで、お客様に安心していただけます」
一方で、森社長は「安さ」を追求するお客様には、はっきりと伝える。
森社長「人件費や材料費は決まっています。安くするということは、どこかで手抜きをしなければならないということです。それでいいのであればやりますが、それは本来の修理ではありません」
カバー工法で最も重要なポイントは「雨樋との隙間」
施工工程の中で、森社長が最も重視するのはどこか。
森社長「まず、既存の屋根の板金を剥がします。次に防水シートを張る。そして新しい屋根材を設置する。マニュアル通りに施工するのは当然ですが、最も注意すべきは『雨樋と屋根の隙間』です」
カバー工法では、既存の屋根の上に新しいガルバリウム鋼板を重ねるため、屋根の高さがわずかに上がる。この時、雨樋との位置関係が微妙にずれることがある。
森社長「雨が降った時に、雨樋に収まらず、そのまま溢れることがあるんです。これを防ぐための施工が、最も重要なポイントです」
下地処理も丁寧に行う。掃除をして、雪止めを取り外し、細かい傷を修復しながら進めていく。
森社長「下地処理は、新しい修理の前段階。ここを疎かにすると、後で問題が出ます」
修理の進捗を毎日写真で共有
お客様は、修理期間中は自宅を離れていた。しかし、修理の様子を知ることができた。なぜなら、森社長が毎日LINEで写真を送っていたからだ。
森社長「今日はどこまで進んだのか。その日の作業内容を写真で共有しています」
お客様だけでなく、近隣住民への配慮も欠かさない。
お客様のご自宅がある道路は、抜け道として頻繁に車が通る場所だった。そのため、森社長は足場の設置と解体の際に、警備員を配置することを決めた。
森社長「一般的にはここまでしないことですが、今回はうちの費用で警備員を配置しました。近隣の方々にご迷惑をおかけしないためです」
こうした細やかな配慮が、地域での信頼を築いていく。
完成後は30年間メンテナンスフリー
修理が完了すると、お客様のご自宅の屋根は、劣化が進んだカラーベストから、耐久性の高いガルバリウム鋼板へと生まれ変わった。
見た目も大きく変わった。カラーベストの劣化した表面に比べ、ガルバリウム鋼板の屋根は美しく、清潔感がある。
機能面での変化はさらに大きい。
森社長「この屋根なら、あと30年は大丈夫です。お客様が生きている間は、屋根の心配をする必要はありません」
ガルバリウム鋼板は、焼き付け塗装が施されており、劣化しにくい。メーカーの資料では15〜20年後に塗装が必要とされているが、実際には紫外線の当たり具合や角度によって異なる。
森社長「基本的には、メンテナンスフリーと考えていいでしょう」
さらに、屋根を二重にしたことで、遮熱効果も高まった。夏の暑さ、冬の寒さが和らぐ効果が期待できる。
イロハトワン株式会社が提供する安心の保証体制
修理完了後も、イロハトワン株式会社のサポートは続く。
まず、施工保証として10年間の保証を提供している。これは、メーカー保証とは別に、施工不良による問題が発生した場合に対応するものだ。
森社長「剥がれて飛んでいったということは、一般的にはありませんが、万が一の時のために保証を設けています」
また、定期点検も実施している。
森社長「以前は1年ごと、3年ごとというサイクルで点検していましたが、今はお客様の状況に応じて、柔軟に対応しています」
修理が完了しても、森社長とのつながりは続く。それが、地域密着型の強みだ。
カラーベスト屋根をお持ちの方へ 早めの対処がカギ
もし、あなたのご自宅もカラーベスト屋根で、築10年以上が経過しているなら、一度点検を検討してほしい。
森社長によれば、カラーベスト屋根の一般的なメンテナンスサイクルは、築10〜15年で塗装が必要になるという。
森社長「塗装で済む段階なら、屋根と外壁を合わせて100万〜150万円程度です。しかし、劣化が進んでカバー工法が必要になると、屋根だけで150万円かかります」
では、どちらを選ぶべきなのか。
森社長「それは、お客様の年齢やライフステージによります。築10〜15年目でカバー工法を選ぶのは、必ずしも正解ではありません。まずは塗装で対応し、その後の状況を見てから判断する。それが一般的な選択肢です」
ただし、お客様のように材質の問題で劣化が進んでいる場合は、塗装では対応できない。
森社長「表面が剥がれてしまっている場合は、塗装をしても意味がありません。カバー工法が唯一の選択肢になります」
業者選びで失敗しないために
屋根修理を検討する際、どのように業者を選べばいいのか。森社長のアドバイスは明確だ。
森社長「訪問販売は避けた方がいいでしょう。価格が高い傾向にありますし、どこの会社か分からないという不安があります」
例えば、埼玉県のお客様が大阪の業者に依頼するのは、現実的ではない。何かトラブルがあった時に、すぐに駆けつけてもらえないからだ。
森社長「地元の業者が一番安心です。何かあった時に、すぐに対応してくれる。それが地域密着の強みです」
さらに、森社長は「世間話」の重要性を強調する。
森社長「修理の金額、施工方法、材料。これは誰でも説明できます。でも、それだけじゃない。お客様の今の状況、これからの人生設計。そういう話をしっかりできるかどうか。それが、本当に信頼できる業者かどうかの見極めポイントです」
お客様がイロハトワン株式会社を選んだ理由も、そこにあった。
森社長とお客様は、同じ宮城県の出身。お子さんの年齢も近く、上の子が成人式を迎えたタイミングも重なっていた。
森社長「修理という契約も、結局は人と人との関係です。仕事で一番大切なのは、世間話なんです」
屋根は「見えない場所」だからこそ、最も重要
最後に、森社長が強調するのは、屋根の重要性だ。
森社長「一般のお客様は、外壁は目に入りますが、屋根はなかなか見ません。だから屋根は後回しにされがちです」
しかし、屋根は紫外線や雨が直接当たる場所。建物の中で最も劣化しやすい部分だ。
森社長「外壁の雨漏りは少ないですが、屋根の雨漏りは実際にあります。屋根が弱いと、建物全体がダメになります」
見えない場所だからこそ、しっかりとメンテナンスをする。それが、住まいを長持ちさせる秘訣だ。
まとめ 「高いものがいい」ではなく、「その人に合ったもの」を
今回の施修理例では、築20年のカラーベスト屋根が、ガルバリウム鋼板によるカバー工法で生まれ変わった。費用は150万円、工期は約10日間。完成後は30年間メンテナンスフリーという、長期的な安心を手に入れた。
しかし、この事例で最も重要なのは、「修理の内容」以上に、「森社長の提案哲学」にある。
高い材料を使えばいい、というわけではない。お客様の年齢、家族構成、これからの人生設計。そのすべてを考慮した上で、最適な提案をする。
職人の技術だけでなく、職人の考え方を重視する。現場をきれいに保ち、魂を込めて仕事をする職人を選ぶ。
そして、世間話を大切にする。修理の説明だけでなく、人と人としての信頼関係を築く。
これこそが、イロハトワン株式会社が地域で選ばれる理由だ。
もし、あなたの屋根も築10年以上が経過しているなら、一度点検を検討してみてほしい。そして、業者を選ぶ際には、「世間話ができる相手かどうか」を見てほしい。
修理は、単なる契約ではない。人生を共に考えてくれるパートナー選びなのだから。
施工会社情報
会社名: イロハトワン株式会社
代表者: 森 幸夫
所在地: 埼玉県上尾市(詳細はお問い合わせください)
対応エリア: 埼玉県を中心とした一都三県
保証内容: 施工保証10年、メーカー保証30年
代表者プロフィール
森 幸夫
建設業界での豊富な経験を持ち、地域密着型の誠実な対応で顧客から信頼を得ている。
森社長「高い材料がいいわけではない。お客様の人生設計に合った提案をすることが、私たちの仕事です」
単なる修理業者ではなく、お客様の人生に寄り添うパートナーとして、日々現場に立ち続けている。
この記事についてのお問い合わせは、イロハトワン株式会社まで。
代表プロフィール
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